地方公共交通の最適解をさぐる『公共交通ネットワークの四国モデル』
開催概要
昨年4月1日より、JRきっぷ・定期をお持ちの方は、阿南~浅川間でJRとバスの両方を利用できるようになりました(5/20より阿波海南/海部高校前まで拡大)。これにより徳島県南部を南北に結ぶ公共交通は実質的な運行本数が増え、利用者の利便性が向上しました。

この革新的なアイデアは、四国旅客鉄道(JR四国)様と徳島バス様が行っている共同経営の取り組みで、鉄道とバスの組み合わせは全国初となります。見方によっては競合関係にもなりうる両社が、それぞれの立場を超えて共にサービス展開を行うことで、地域交通の利便性の向上と経営力の強化に取り組まれています。そして、この共同経営の推進が全国の地方公共交通の「共創」を促す新たなモデルになることが期待されています。

今回のウェビナーでは、第一部で共同経営の取り組みについてお話を伺いつつ、第二部のトークセッションでは共同経営、今後の公共交通、更には公共交通の最適化から見える地域づくりまで深くお話を伺う予定です。

地方公共交通の運営に従事されている皆様をはじめ、この先、公共交通がどのような形と姿に進化を遂げていくのか、私たちの生活の中で鉄道とバスがどう変わるのか、ご興味をお持ちの方々を対象に講演を開催させて頂きます。ぜひこの機会にご参加いただき、皆さまの活動にお役立て頂けましたら幸いです。


プログラム

11:00 ~ 11:15
<第一部 講演>
徳島県南部地域における共同経営について
~バス事業者と鉄道事業者による並行モード連携モデル~

四国旅客鉄道株式会社 松田 夏城氏
徳島バス株式会社 東 孝行氏

11:15 ~ 11:35
<第二部 トークセッション>
「共同経営」「公共交通の今後」「最適化と地域づくり」

四国旅客鉄道株式会社 松田 夏城氏
徳島バス株式会社 東 孝行氏
株式会社ナビタイムジャパン 吉永 智則

11:35 ~ 11:45
質疑応答・終了


登壇者紹介
  • 四国旅客鉄道株式会社 松田 夏城氏

    松田 夏城

    四国旅客鉄道株式会社 総合企画本部(モビリティ計画)

    2004年、四国旅客鉄道株式会社に入社。運転士、本社運輸部、現場管理者を経て2022年より総合企画本部(モビリティ計画)にて、他交通モードとの連携施策等に従事。

    2004年、四国旅客鉄道株式会社に入社。運転士、本社運輸部、現場管理者を経て2022年より総合企画本部(モビリティ計画)にて、他交通モードとの連携施策等に従事。

  • 徳島バス株式会社 東 孝行氏

    東 孝行

    徳島バス株式会社 企画管理部 副部長

    1994年、徳島バス株式会社に入社。運輸課長、企画課長を歴任し、2018年より企画管理部 副部長を務める。

    1994年、徳島バス株式会社に入社。運輸課長、企画課長を歴任し、2018年より企画管理部 副部長を務める。

  • MaaS事業部 吉永 智則

    吉永 智則

    株式会社ナビタイムジャパン MaaS事業部 交通コンサルタント

    2008年、株式会社ナビタイムジャパンに入社し、交通系データの運用、記事編集、サーバーサイドの開発を経て、現在はMaaS関連の渉外業務に従事。交通に関する知識、実際に乗ってみたときの知見をサービス開発や分析、渉外業務に活用している。

    2008年、株式会社ナビタイムジャパンに入社し、交通系データの運用、記事編集、サーバーサイドの開発を経て、現在はMaaS関連の渉外業務に従事。交通に関する知識、実際に乗ってみたときの知見をサービス開発や分析、渉外業務に活用している。

ご注意
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